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【ふたごの出産】長い陣痛と眠気との闘い

双子の育児
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こんにちは。
双子の男子+男子の3人の息子の母親です。

今回は陣痛が始まってから出産までのお話しをします。

これは陣痛?

常に早産の心配をしていた妊娠中でしたが、無理しないように大事に大事に、と過ごしたおかげでしっかりと臨月までお腹にいてくれた双子たち。

もう大きさも十分だから、次また検診くるようだったら

もう出しましょう。

と、39週の検診時に言われるほど育ってくれました。

その翌日早朝いつものお腹の張りとは違う痛みを感じて目が覚めました。
「これは陣痛!」と思いました。
身支度やら入院の準備を整えて落ち付いてから夫を起こして
病院へ電話を入れてから向かいました。

逆子がなおってる!

病院の外来で診てもらった後入院出産ということになりました。

実は私は、双子とわかってから自然分娩をあまり想定していませんでした。

その上、二人のうちひとりが骨盤位(逆子)になってしまっていたので
帝王切開での出産になると思っていました。

ところが、エコーで見ると逆子がなおっていたんです!
じゃあということで、普通分娩でという流れになりました。

いよいよ出産…という時に

いよいよだ! と気合が入るような緊張するようなそんな時に
その時に

診てくれた先生がこんな事を言いました。

あ!赤ちゃんの心音確認するの忘れたわ。

ああ…動いてるね。

今のところはですよ。

なんでそんな事を言うのか分からず面食らってしまって曖昧な返事をしましたが
とてももやもやしました。
後々じわじわと腹が立ってきました。
冗談でもそんなこと言うんでしょうか。

陣痛の間の食事

病室に入ってしばらくすると、すぐにお昼ごはんの時間になりました。

陣痛で痛くて食べられない、という話を聞いていたので
家を出る前にしっかり食事をとってから来ていましたが
出されたお昼ごはんは全部美味しくペロリと食べれてしまいました。

そして晩ごはんも

痛くて食べられないかな?

食べられる分だけでも食べてね

と気遣ってもらいましたが
私はお腹がすいていて食べられる気がしました。
ただ何となくこんなに食べていいのかな…と心配だったので

あんまり食べると良くないですか?

ときいてみましたが

食べられるなら食べて大丈夫ですよ。

私はまた残さず完食しました。

陣痛でもこんなに食べられる自分にビックリでした。
もちろん痛みのおさまってる時に食べたんですが。

陣痛と眠気との闘い

早朝に陣痛が始まって午前中のうちに入院し
生まれたのが翌朝の4時前でしたので
自分が予想していたよりもずいぶん長くかかりました。

前日も痛みであまり眠れていなかったので、夜中にさしかかってくると
もう眠くて眠くて仕方なかったです。

陣痛もどんどん強くなっていて痛いのに

おさまると…眠い

眠い眠い‥とウトウトするとまた陣痛が来て

の繰り返しでその間隔は短くなっていきました。

頑張ってと言われても…

陣痛の間隔がいよいよ短くなって
いよいよ赤ちゃんが生まれてきます。

助産師さんの言う通りにいきむのですが、なかなか赤ちゃんが下りて来ないという状態が続いてました。

赤ちゃんも苦しいのを頑張ってるんだから

お母さんも頑張って!

と度々言われました。

「頑張ってと言われてもこれ以上どうしたらいいの!」
「赤ちゃんもしんどいんだって言われてもよく分からない!」

なんて
その時の私は自分のしんどさでいっぱいでした。

今思えば全然母親になれてなくて情けないです。
その後生まれてきてくれたふたりの顔を見た瞬間に
そんな情けない自分に後悔して
「ごめんね。」と心の中で謝りました。

双子誕生!

そんな赤ちゃんがなかなか降りてこない状態がどれくらい続いていたのか分かりませんが
無事二人が生まれた後にはもう朝の4時を過ぎていました。

やっと一人目が生れてから
二人目がなかなかが出てこようとしなくて

「あれ?まだ?」
「陣痛こない?」

と言われました。
私はそんなに時間が空いたようには思っていなかったのですが、
あとで出生時刻を見ると14分も空いていて驚きました。

あ!でも私よりもっと時間の空くケースもあります。
後になって他の双子のお母さん達から聞いた話ですが。

出生体重は
第一子が2500gちょっと、第二子が3300gを超えていました。

双子にしては大きくて…というか第二子はふつうに大きくて驚きました。
私は身長も低く小さい方なので、どこにそんな大きな子が入っていたの⁈
とよく驚かれました。

ふたり並ぶと大きさが違いすぎて
「もうちょっと分けてあげればよかったのにね」
なんて看護師さんに言われて
ほんまや~と思いました。
第二子は、お腹の中にいるときから食いしん坊だったんです。

眠いはずなのに眠れない

二人そろって産着を着せてもらって
助産師さんが私の枕元に連れてきてくれた時の情景は
今でもはっきりと目に焼きついています。

目をしっかりと見開いて私をじっと見てくれて
まるで「お母さん、お母さん」て呼んでくれているように
両手をひらひらと動かしていました。

愛おしさがあふれました。
自分がすごく強くなれた気がして
この子たちの為なら何でもできる

と思いました。

 

無事ふたりが生まれて
病室に戻るともう朝の4時を過ぎていて

そりゃ眠いはずだわ

と思いました。
すごく疲れているはずでしたが
頭がすごくさえていて
喜びとか感動とか始めてみた我が子の顔とか
いろんなものが溢れてきて興奮状態でなかなか眠れませんでした。

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