こんにちは。
このこのと申します。
双子男子+男子の3人の息子の母親です。
育児は終えています。
双子がまだ小さかった頃
私は毎日怒ってばかりの母親でした。
愛おしい我が子なのに
怒りたくなんてないのに
何をそんなに声を荒げて怒っていたのか…
今となっては後悔しかないのですが
当時は家事育児で
いっぱいいっぱい!
本当に余裕がなかった…
今回は、今でも忘れられない
感情に任せて怒りすぎてしまい後悔した出来事と
どうしてそんなに怒ってばかりいたのかを振り返り
どうすれば、少しでも怒らずに育児をできるのか
を考えていきます。
今でも忘れられない感情的に怒ってしまい後悔している出来事
常に怒っていたような私ですが
中でも今思い出しても
胸が痛くなるほど
子ども達に申し訳ない
理不尽な怒り方をしてしまった出来事を2つお話します。
壁にクレヨンで落書き事件
2歳頃のことです。
危険でない家の中であれば、多少目を離して二人で遊ばせておけるようになってきた頃で
その時も二人で仲良く遊んでいて私は家事をしていました。
でも
ふたりがおとなしく遊んでいる時って
大概何か良からぬことをしています‥
ちょっと様子を見にいくと
壁一面にふたりが一心不乱にクレヨンを塗りたくっていました‼
私‥絶叫!
頭にカーッと血が昇ってしまって
激しく怒ってしまいました。
思い出すのも胸が痛いほど怒ってしまいました。
冷静に考えれば
2歳の子ども達に何の悪気もあるはずはなく
ただ夢中でお絵かきをしていただけ
伝えることがあるとしたら
「描いていいところとダメなところがあるんだよ」
ということだけ。
なのに私は
どうしよう??!
これ消せるの?
これ全部私が一人で消すの?
とパニックになってしまいました。
もし、誰かもう一人大人がいてくれたら
きっとそんなに感情が爆発することもなかったと思いますが
一人で双子ふたりを見ていると
すぐにキャパオーバー
いっぱいいっぱいになってしまいます。
部屋中水浸し事件
これも2歳の頃です。
この時も二人で大人しく遊んでるな…と思って様子を見に行ったら
水をジャージャー出して
おもちゃの入れ物で水を運んで遊んでました(>﹏<)
もう部屋中ビシャビシャの水浸し
敷いたばかりのカーペットもグショグショで
その時も私は我を忘れるほど怒ってしまいました。
こんな水浸しの状態を
私一人でどうしたらいい?
どうやって片付けるの?!
茫然自失です。
ふたつの出来事を振り返ってみると
子ども達に悪気はなく、それが悪いことだと分かる歳でもなく
誰かが悪いとしたら
目を離した私。
忙しさにかまけて
ふたりでおとなしく遊んでいるからと
ほったらかしにしてた私が悪いのに
激しく怒ってしまいました。
子どもを怒りたくないのに怒ってしまうのはなぜなのか
落書きの時も、水浸しの時も
本当に怒りすぎてしまいました。
とても理不尽な叱り方でした。
そんな風に後になって後悔するような感情的な怒り方をしてしまったのは
三つの原因があったと思っています。
自分に余裕がないことでイライラしてしまう
双子育児はとにかく大変です。
一人で面倒をみていると
本当に本当に大変です(>_<)
とにかく余裕がなく
何もかも全部が自分の肩にのしかかってくるので
精神的負担も大きく
ちょっと何か起こるとすぐに追い詰められてしまいます。
ふたりの世話だけで精一杯なのに
何か問題やトラブルが起こると
それもさらに私一人で対応しないといけないんです。
気持ちに余裕なんてないですし
ちょっとした事でイライラしてしまい
冷静に物事を考えることができなくなってしまいます。
しっかり叱ることが躾であって叱らないといけないと思っていた
そして、しっかり怒る(叱る)ことが躾だと思っていたことも原因のひとつでした。
双子が幼い頃に住んでいた所は
子育て世代が多く
周りは子沢山な家庭ばかりで
常に子どもを叱る怒鳴り声がどこからか聞こえてくる
そんな環境でした。
しっかり育てなきゃ
しっかり叱らなきゃって思っていました。
ちょうど双子はやんちゃ盛りで
私は常に怒ってるような母親になっていました。
「叱る」と「怒る」は違うのに
しかも叱るべきポイントも間違っていました。
つい怒ってしまったことで、ヒートアップして感情の抑制が効かなくなる
でも最初からガミガミ怒っているわけではないんです。
初めは優しく言っています。
でも子どもは聞いてないんですよね。
そして何回か注意しているうちに
ブチッと切れてしまう。
「怒らない、怒らない」と抑えていたのに
一回切れてしまうと歯止めが効かなくなってしまいます。
火が付いてしまったように
感情が高ぶってヒートアップしてしまい
抑制がきかなくなり
言わなくていいことまで言ってしまったり
そんな繰り返しでした。
怒られてばかりの息子からのサイン
やんちゃで私に怒られてばかりいたのは
どっちの子と決まっていました。
小学生になっても相変わらず
私はその子のことを怒ってばかりいました。
1年生のある参観日のこと。
その日の参観は子ども達が一人一人前に立って発表をする内容でした。
私はふたりの発表を見逃したくなかったので
廊下を行ったり来たりしながら2つのクラスを掛け持ちで見ていました。
いよいよ発表の番になると
息子は
教室の前に出て
クラスのみんなではなく
クルッと廊下から見ている私の方に向き直って
発表を始めました。
真っすぐに私の目を見ながら
お母さん見て。
ボク頑張ってるでしょ。
と訴えているようでした。
あの時のちょっと紅潮した一生懸命な顔は忘れられません。
愛おしさと共にいつも叱ってばかりの自分を悔いました。
ちゃんと良いところを見て
ほめてあげないとダメだ
と反省した瞬間でした。
先生に
〇〇くん〜
お母さんの方やなく、みんなの方むこうか〜
と言われ
本人はキョトンとしていましたが
まわりの事など目に入らず私だけを見ている息子が、かわいくて愛おしく胸が熱くなりました。
できるだけ子どもを怒らないで育児をするには
誰だって子どもを怒りたくなんかないですよね。
私だっていつもニコニコ優しいお母さんでいたかった…。
一体私は、子ども達にどういうお母さんに映っていたんだろう…と考えたりします。
訊いてみたいけど怖くてきけません。
育児真っ只中だった頃の私は
怒ってばかりいる自分に悩んでいました。
育児本などもいろいろ買い漁って読みました。
今、育児を終えて孫が生まれて
改めて育児というものに向き合ってみて
今になって分かることもあります。
もう一度育児をやり直したいと思ったりもします。
現実的ではないと思ったとしても、育児のコツや方法を知っておくことは無駄ではない
今は本だけでなく、You TubeやSNSでも育児のコツやノウハウ等の情報がたくさん手に入りますよね。
そうか~ そうだったのか
と今さらながら分かること
育児をしていた時に知りたかったことが沢山あります。
息子が育児で困っていると
こんな方法があるらしいよ。
と試してみたりもします。
試してみて上手くいかないことももちろんあります。
相手は生き物ですからね。
子どもは、一人一人違いますし
同じ子でも
その時々で上手くいったりいかなかったりするのはよくあることです。
でも、だからと言って
いろんな育児のコツや方法を
そんなの無理
現実的じゃない。理想論でしょ。
と頭から否定してしまうのは違うと思うのです。
知識として頭の片隅に入れておいて
そして、できる時があったら試してみる
肩の力を抜いてそんな風にゆるい感じで試してみるといいと思うのです。
いろいろと試している内に上手くいく方法が見つかることもあります。
おすすめの育児本や動画
いろんな方が育児情報を発信していますが
私がよく参考にさせてもらっているのは
カリスマ保育士てぃ先生です。
Youtube には、てぃ先生の動画がたくさんありますが、
子どもへの愛にあふれ
育児の大変さ、お母さん達の苦労もよく理解した上で
分かりやすく、試しやすい方法をたくさん提案してくれています。
いろいろなためになる動画がありますが
ここでは「叱らない子育て」についての動画を紹介します。
てぃ先生は本も出版しています。
Kindle版もあります。
もう一つ、最近読んで良かった本を紹介します。
怒らない練習をするというちょっと珍しい面白い本でした。
「怒らない」ことがなかなかできなくても大丈夫、練習を重ねていきましょう。
いつもいつも上手くできなくてもOK。
という気楽でゆるいスタンスが安心できます。
専門的な難しい理論ではなく
子どもを怒りたくなると想定されるいろいろな場面で怒鳴らないように楽しく適当に練習する講座になっています。
kindle版もAudible もありますので
スマホやタブレットで読んだり、耳で聴いたり状況や都合に合わせて読むスタイルを選べます。
Audibleは、耳で聴く読書です。
本を読む時間が取れなくても
子どもを寝かしつける時や
家事に手を取られている時でも耳が空いていれば聴いて読書できます。
詳しくは【AmazonのAudible】で育児中でもスキマ時間で読書が楽しめる!
の中で紹介していますので、読んでみてくださいね。
まわりの協力や利用できるサービスは何でも使って時間的精神的余裕を作り出す
双子が小さかった頃は
実家の母が忙しい仕事の合間を縫って、手伝いに来てくれていました。
子ども達はおばあちゃんが来るといつも大喜びでした。
おばあちゃんが優しいから、というのはもちろんあったでしょうが
母がいてくれると、私の気持ちに余裕があったことも理由の一つだったと思います。
いつも忙しくイライラしていた私も、大人が自分一人ではないという安心感で、気持ちが楽になって子ども達にもゆったりと接しられていたと思うのです。
気持ちや時間に余裕がないと
どうしても、ちょっとしたことでイライラして
怒らなくていいことで怒ったりしてしまいます。
親の心の状態がよくないと
子ども達に伝わってしまい
なんか子どもも良くないことをしたり
そんな悪循環にもつながりました。
なので
子ども達をなるべく怒らず穏やかな気持ちで向き合うためには
育児の負担や家事の負担を減らし
時間的、精神的余裕を作ることが必要だと思います。
でも
必ずしもいつも、簡単に身近で助けを得られるとは限りませんよね。
そこで是非考えてほしいのが
行政や民間のサービスを利用することです。
自治体のサービスは地域によって違いますので
「居住地名 育児」「居住地名 家事支援」等で検索してみてくださいね。
自治体が提供している育児支援サービスや家事支援サービスも、居住地で利用できる民間の家事代行サービスも見つけることができます。
(家事代行サービスは対象地域が限られていることがあるので、地域名を入れて検索すると利用できるサービスが見つかります)
家事負担を減らす為の民間のサービスを参考までに2つ紹介しておきますね。
家事代行サービスは対象地域が限られていますが、参考までに載せておきます。
1.家事代行サービスの家事の時間を、家族の時間に。家事代行サービスCaSy
リーズナブルな価格で
24時間365日いつでも簡単に予約、キャンセル、変更ができる家事代行サービスです。
子どもに安心して食べさせられる安心安全な食材を扱う食材宅配サービスです。
中でも忙しいママ達におすすめなのが
KitOixis という、短時間で調理できるよう処理された状態で送られてくる
20分で2品作れる献立キットの宅配サービスです。
Oisix については
【Oisix オイシックス】仕事や家事育児に忙しい人に絶対おすすめな食材宅配サービスで詳しく書きましたので読んでみてくださいね。
力をぬいて、背負いすぎず、いろんな物を頼って
ついつい子どもを叱りすぎてしまうことは
誰にでもあることです。
親だって人間なので感情のコントロールが上手くいかない時もありますよね。
思いっ切り怒ってしまって
後になって後悔して子どもの寝顔に謝る‥
そんなことの繰り返しじゃないでしょうか。
私も自分が母親として未熟でダメだと自分を責めたりもしました。
でも育児を終えた今思うのは
自分の未熟さどうこうでなく
全ては精神的時間的余裕の無さによるものだったということです。
ですから
今現在育児に奮闘している皆さんには
お子さんとゆったりと向き合うために
是非とも
利用できる物、サービスは、何でも利用して試して
心と時間に余裕を取り戻して欲しいと願います(*^_^*)
気持ちがしんどくなってしまう前に
早め早めにまわりを頼ってくださいね。