こんにちは。
このこのと申します。
双子男子+男子の3人の母親です。
育児は終えています。
出産直後、私と双子が相次いで水ぼうそうにかかるということがあり、結局2か月近く実家に居付いてしまったのですが、水ぼうそうも完治しいよいよ自宅に戻りました。
水ぼうそうにかかった新生児期のお話はこちら↓
怒涛の双子育児の始まりでした。
- 何でも2人分!やってもやっても終わらない…
- 次々でる汚れもの!尋常でない洗濯物の量
- 体にかかる負担…抱っこのし過ぎで腱鞘炎
- 双子なのに夫が育児に非協力的!
- のしかかる孤独と重圧…家から一歩も出られない、誰にも会わず話さない毎日
何でも2人分!やってもやっても終わらない…
双子なので
当たり前ですが
おむつ替えも授乳も二人分です。
月齢の小さいうちは授乳間隔も短く
おむつ替えも頻繁で
しかも二人のタイミングが同時とは限らないので
常にどっちかが泣いては
おむつ替えだ
おっぱいだミルクだ
とバタバタしてました。
何が忙しいって‥
まず授乳。
授乳は時間がかかりますね。
うちは母乳とミルクをかわりばんこにあげる混合栄養にしていましたが母乳の時は特に時間がかかります。
双子の授乳のお話はこちら↓
そして授乳後のゲップ。
飲んだ後は必ずゲップさせてあげないといけませんが、
赤ちゃんはなかなか上手くゲップが出せないことも多く
そんな時はずっと抱っこして背中をさすってあげたり、トントンしたりします。
飲んだからベッドに寝かせていいという訳ではないのでこれも大変ですね。
それからおむつ替えやお着替え。
おむつだけでなく
とにかくよく汚れ物が出ます。
ゲップと一緒に飲んだミルクを
ケポっと吐いてしまい
着ている肌着が汚れたり。
ゲップが出たと思って
ベッドに置いてからも
またケポっと吐くので
吐いたミルクで詰まらないように顔を横向きにして
肌着やお布団を汚さないようにタオルやガーゼを顔周り敷いたりもしますが
それでも肌着やシーツはしょっちゅう汚れます。
吐いたミルクだけでなく
おむつ替えの時にも
おむつから漏れて肌着やらシーツやら
せーんぶ汚れた!洗濯!ていうのもしょっちゅうです。
加えて家事。
双子の世話だけでなく
炊事、洗濯、掃除もあります。
授乳やおむつ替えの合間に
バタバタと家事をしていると
また泣くので
時間を見たらもう次の授乳の時間!
授乳間隔が2〜3時間なので アッと言う間です。
一日中息つく間もなく家の中を走り回っている感じでした。
ご飯を食べる時間もなくて
用事をしながら立ったまま食べたりしていました。
自宅に戻って一人で双子の世話をしだしたこの頃は
まだペースも掴めず手の抜きどころも分からず
一番しんどい時だったかもしれません。
どう乗り越えた?
とにかく赤ちゃんの世話を最優先。
子ども達のことは出来る限り全力でやりました。
その分
家のことは手を抜きました。
朝も双子たちが起きるまで一緒に寝てました。
夜中に起こされるので、
寝れるときに寝る
ですね。
ただ
私は掃除をしないと気が済まない変なところがあって
しんどいくせに掃除はムキになってやっていました。
そのこだわりが自分を苦しくしていたと思います。
人によってどうしても手が抜けないものやこだわりがあると思いますが
この時期はできる限り赤ちゃん以外の用事は目をつぶって手を抜くのがいいと思います。
今は目が回るほど忙しくて
いつまでこんなにしんどいんだろうと辛い気持ちになることもあります。
でも絶対いつまでもは続かない
続いてくれないです。
しんどいです。
大変です。
ですが
このしんどさ、忙しさは今だけです。
今この時期の赤ちゃんの可愛さも
今だけです。
出来ればこの時を大事に
楽しんで過ごしてもらえればと願います。
次々でる汚れもの!尋常でない洗濯物の量
洗濯物の量はすごかったです。
一気に家族が2人増えたので当然ではありますが、
当時布おむつを使おうと頑張っていたこともあって
一日中洗濯をしていた気がします。
お掃除ロボや食洗機も普及していて使うハードルも低いですよね。
使えるものは使って楽になれるといいなと思います。
体にかかる負担…抱っこのし過ぎで腱鞘炎
サッと抱っこができなくなりました。
結構多いようですね。
少し保護するだけでもだいぶ違います。
双子なのに夫が育児に非協力的!
「ワンオペ育児」
最近よく聞く言葉です。
私が子育てしていた頃はそんな言葉なかったですが、
まさにうちはそれでした‥双子なのに。
自宅へ戻れば母の助けももうないので
これからは夫婦二人で双子を育てていくわけです。
当然夫もそれなりの覚悟を持って育児に臨んでくれるものと思っていました。
ところがですよ!
夫はお風呂に入れることだけが自分の役目だと勝手に決めていて
帰宅後お風呂が終わると
私がどんなにバタバタと忙しそうにしていても知らん顔でした。
私が他の用事で手が離せないので
おむつ替えやミルクを頼むと必ず機嫌が悪くなり文句のオンパレード。
それでも初めのうちは何とか一緒に育児をしてほしかったので
文句を言われても
粘り強く頼んでいました。
でも頼むたびにブツブツ言われるわけです。
段々と頼むのもしんどくなってきます。
なんでこんなに文句言われなあかんのや
育児は私一人の仕事なんか?!
それに
何も悪いことをしていない子供たちが
不機嫌な父親に文句を言われながら
おむつを替えられたり
ミルクを飲まされているのを見ていて
これは子供たちにとって良くない
そう思いました。
どう乗り越えた?
諦めました。
子ども達のことは
私が一人で全力でする
と心に決めました。
もうあてにしない。
そう決めたのです。
一人で全部するぞ!
…心理的精神的負担がのしかかってきます。
どう乗り越えた?ーどう自分を納得させ心のバランスを保ったのか…
子供たちの事だけに集中して
夫のために何かをすることをやめました。
最低限の食事の用意や洗濯や
そういうことはしましたけど
夫のために何かを考えてする
という事をやめました。
私なりの反撃、復讐であり
自分の心のバランスを保つための策でした。
そして助けられたのは
母の存在です。
毎週のように仕事の休みには手伝いに来てくれました。
相談や愚痴もよく聞いてもらいました。
のしかかる孤独と重圧…家から一歩も出られない、誰にも会わず話さない毎日
朝から晩まで赤ちゃんの世話に追われ
家から一歩も出ない毎日です。
時間的余裕がないこともありますが、
双子を一人で連れて外出するのはまだまだ難しい時期です。
当然誰にも会いませんし話すこともありません。
そういう日が続くと孤独感にさいなまれ
「誰か大人としゃべりたい」という思いがわいてきます。
子ども達は可愛いです。
成長を常に近くで見守っていけるこの上ない幸福感もあります。
ですが
片時も目が離せない子供たちを一人で見ている重圧感は
知らず知らずのしかかってきます。
気付かない内に
心に負担がかかっています。
どう乗り越えた?
やはり周りの人の存在が救いでした。
母が来てくれる日や、夫が(非協力的でも)休みの日は
少し肩の力が抜けて気持ちが楽でした。
大人が自分一人ではない安心感です。
私が双子を育てていた頃は、ネットもスマホなかったので
友人や母との連絡は電話でした。
ちょうど同時期に出産した友人がいたので
彼女とはよく電話で育児の報告や愚痴を話しました。
子どもが外出できるようになってからはお互いの家を行き来もしました。
母にもよく電話しました。
愚痴だったり相談だったり。
母や友人の存在が支えになってくれていました。
幸い、友人が同時期に出産していたり
母に手伝ってもらえる状況だったりという事があって、私は恵まれていました。
親御さんと遠く離れて住んでいたり、いろんな事情で
相談事や愚痴を吐き出すことが出来ない場合ももあると思います。
そういった場合には
各自治体が提供してる育児支援サービスを利用する方法もあります。
保育所の一時保育、家事代行サービスなどもあります。
各自治体によって
サービス内容はいろいろだと思いますので
是非利用できるものを探してみてくださいね。
少しでも気分転換ができますように。
大変な時期を乗り越えるために
生まれてすぐのこの時期
一人で育児を始めるこの時期は
本当に大変だと思います。
子どもが大きくなっても
いくつになっても
育児は大変なのですが
この時期が大変なのは
だと思います。
この時期を乗り越えていくためには
以下のような事を考えてみてください。
家族や友人など周りの人だけでなく
各自治体が提供してる育児支援サービスを利用するのも1つの方法です。
最近では
多胎児(ふたごや三つ子など)対象の育児、家事支援を提供している自治体もあります。
双子だと連れて出かけるのはなかなか大変ですが
ネットやSNSで他の双子のお母さん達と交流することが出来れば
育児の不安や愚痴を共有できて、とてもいい息抜きになります。
また別の機会に
私が参加していた双子のお母さんの会のお話もしたいと思います。