こんにちは。
双子の男子と下にもう一人男子、3人の息子を持つ母親です。
育児は終えています。
3人の子を育てた記憶を残しておきたい思いと
今子育てに奮闘しているお父さん、お母さんの参考になるようなことをお話しできたらいいなという思いで綴っています。
つわりの症状
妊娠がわかった頃から、つわりが始まったのですが
その症状は日に日にひどくなっていきました。
とにかく吐いてばかりでした。
吐き気とだるさで家事が全く出来なくなり、一日中寝てばかりでした。
とにかく寝て、目が覚めると吐く、の繰り返しでした。
いろんなニオイがダメになって、特に当時使っていた洗濯洗剤のニオイで気持ちが悪くなるので
つわりが終わった後も、出産後も、そのニオイがトラウマのようになって何年経ってもその洗剤は使えなくなりました。
辛くて辛くて世界が真っ暗に見える日々でした。
家事が出来ないことも辛くて何も出来ない自分を責めたりもしていました。
精神的に不安定になってちょっとしたことで大泣きすることもありました。
点滴を受けに通院
しばらくの間は、病気ではないのだから時期が来たらおさまるから我慢…と耐えていましたが、
吐いてばかりで何も食べれなくなり、病院へ行ってみることにしました。
病院へ行っても仕方ないと思っていたのですが、ブドウ糖の点滴をしてもらいました。
「なんでブドウ糖が効くんだろ」と当時は思いましたが、吐き気も少し楽になってだるさも軽減されました。
しばらく毎日点滴に通うように言われて1週間ほど毎日通いました。
通っていた病院は歩いて5分から10分はかかるところだったのでだるい体には大変でしたが、点滴をしてもらうと楽になるのでフラフラしながらも通いました。
母の助け
その頃私の母は、電車で2時間以上かかる距離に住んでいて仕事もしていたので簡単に来てもらえる状況ではなかったのですが、あまりの私の状態に心配して駆けつけてくれました。
ある日点滴が終わってフラフラと病院から出ると母が待っていてくれて、その後私の家の溜まった家事をすっかり片付けてくれました。ほんとに嬉しかったです。
母の顔を見て気が紛れたのと、点滴の効果もあって、それから少しずつ楽になっていきました。
つわりに苦しんでいた頃、母が
「今はしんどいけどある日急につわりが終わって、終わったら目の前がぱあっと明るくバラ色になって、なんでも美味しく食べれるようになるから」と言って励ましてくれました。
私の場合は、ある日急にスパッと終わってはくれなかったですが、
少しずつムカムカする時間が短くなってつわりが終わっていきました。
4か月目の終わり頃でした。
妊娠中の嗜好
妊娠中は食べ物の嗜好が変わったりしますが、不思議だったのが少し食べられるようになると
気持ち悪いはずなのになぜかこってりしたナポリタンとかたこ焼きとかフライドポテトなどを食べたくなったものでした。
それも無性にどうしても食べたくなりました。
炭酸飲料なんかも、普段は全然ほしくないのにやたらと飲みたくなったりもしました。
双子のつわりはきつい?
「双子だとつわりも重くなる」という話はよく聞きます。
私自身も、きっと双子だからこんなにしんどいつわりなんだろうな、と思っていました。
なので、3人目を妊娠した時は「今度は一人だからきっとつわりも楽なはず!」
なんて期待していました。
結論から言うと、楽ではなかったです。やっぱりしょっちゅう吐いてました。
幼い双子の世話があるので、休んでられなくて辛かったり
逆に二人がいてくれることで気分が紛れて楽だったりということもあり、
単純に比較はできませんが、私の場合は双子でも一人の子でもつわりはしんどかったです。
ただ、下の子のつわりの時は
具合の悪そうな私を心配してくれる二人の優しい気持ちが伝わってくることがあって
それがつわりの辛さを軽減してくれていました。
ある時は、私があまりに苦しそうに吐いてばかりいるので心配になったのか
足元にしがみついてきて、ぎゅうって抱きしめてくれたこともありました。
その時の小さな手の力いっぱいのぎゅうという感触は忘れられません。
しんどい時でしたが、とても幸せな時間でした。
我慢しすぎない
「つわりは、病気じゃないんだから気の持ちよう」と言われたりもします。
確かに何かで気が紛れて少し楽になることもあります。
ですが、どうにもならないくらいしんどい時もありますし
多分そんな時ばかりです。
そんな時は我慢をせずに早めにお医者さんに相談するのがいいと思います。
私自身もっと早く病院に行って点滴を受けていれば、もう少し楽につわり期を過ごせたのかなと
思っています。
長かったつわりがようやく終わったのは、もうすぐ妊娠5ヶ月という頃でした。
すでにもうお腹が大きくなり始めていました。
次回は、つわりが終わって安定期、妊娠中期のお話をしたいと思います。